まずは薬物治療が一番

うつ病治療の大黒柱は薬物治療です。何故薬物治療が一番かと言うと、うつ病になると脳内の神経伝達物質のバランスが崩れてしまいますが、薬物治療をきちんと行う事で、そのバランスを調整する事ができるからです。副作用を心配する人も中にはいますが、最近の抗うつ薬は副作用がほとんどなくなっているので、安心して服用する事が可能ですし、仮に副作用が出ても種類が豊富なので、安心して薬物治療を行う事が出来ますよ。

環境調整も大切です。

ではうつ病治療は薬物治療だけをしていたらいいのかと言うとそうではありません。うつ病の人は頭の中がオーバーヒートしている状態なので、環境を調整する事も大切になります。例えば仕事をしている人であれば仕事量や時間を軽くしたり、家事をしている人であれば、周りの人が家事を手伝う事などです。同居している人がそのようなサポートが出来ないのであれば、市町村が行なっている障害福祉サービスを受けるのも一つの選択肢となります。

長期となるので、気長に付き合いましょう。

うつ病になると障害福祉サービスを受けて生活する事になります。しかしこのようなサポートを受けても短期的に良くなる事はありません。うつ病は慢性疾患で抗生物質を飲めば治る風邪などのように短期間的に良くなることがほとんど起こりえないからです。そのため、サポートする家族は医者や相談支援専門員などの専門家の指導を仰ぎなから、何年単位という長期的なサポートを受けていくという気持ちのゆとりが、うつ病治療の大切なポイントとなります。

TMSとは、磁気刺激によるうつ病治療です。脳の特定の部位に磁気刺激を与え、血流を増加させることによって低下した機能を活性化させ、抗うつ効果を発揮します。